雨水
(2月19日頃)

「詩を書く理由」
永瀬清子植物の中を水が通るように−。
つまり植物の表面において水は乾くから、
植物は根から水を汲むポンプだから
だから私の中を詩が通る。
かわく作用がなければ水は揚がらない。
汲む力がなければ水は通らない。
そしてそれは私の心の小さな手押ハンドルなのだ。
地球の水を汲む手押ハンドルなのだ。

植物の中を水が通るように−。
つまり植物の表面において水は乾くから、
植物は根から水を汲むポンプだから
だから私の中を詩が通る。
かわく作用がなければ水は揚がらない。
汲む力がなければ水は通らない。
そしてそれは私の心の小さな手押ハンドルなのだ。
地球の水を汲む手押ハンドルなのだ。